i-station〔販売終了〕アイ ステーション
i-station製品カタログトルクコントロール カタログ 添付文書:i-stationシステム 添付文書:ドライバー(i-screw driver、i-cap driver、スパナ) 添付文書:アタッチメント(wire、plate、i-bracket Lingual Twin) 添付文書:i-drill 添付文書:その他ブラケット トルクコントロール 添付文書:医薬品医療機器総合機構(PMDA)ホームページ SPIドリルエクステンション 添付文書:医薬品医療機器総合機構(PMDA)ホームページ
i-stationとは
矯正用アンカレッジシステム「i-station」は 、神宮前矯正歯科の斉宮先生のもと開発が始まり、2014年に「歯科矯正用アンカースクリュー」として薬事承認を受けました。症例に合わせて上部構造を取り換えることができ、歯を同時に三次元的に色々な方向へ動かすことが可能なシステムです。
強固なアンカーになる2本のスクリュー(i-screw)とその上に置かれるアバットメント(i-platform)、マルチフォースシステムを司る上部構造(i-arm)、そしてそれらを固定する3つの留具(i-cap)で構成されています。
i-station紹介動画
高い安定性
i-screwのヘッド部とi-platformの連結部を互いに六角形にし、それぞれを組み合わせることで、埋入後のi-screwの回転と緩みを防止し、それに伴うi-capの脱離を防ぎます。
スムーズな装着と低侵襲性
i-platformの2つの挿入穴のうち、1つの穴を長く伸ばして遊びを作っており、i-screw間距離が多少異なっても、この穴の範囲であればi-platformを装着できるようになっています。
また、i-screwのストッパーの上にi-platformが乗る構造になっており、この構造によりi-platformの粘膜への沈み込みを防ぐことができます。
i-screwのヘッドの高さに沿って曲がる溝
i-platformに2か所の溝を設けており、その箇所をプライヤーやバンドプッシャーなどでベンドすることで、2本のi-screwにフィットします。これにより、i-platformが様々な形状の口蓋にフィットしやすい構造になり、より安定した治療をサポートします。
取り換え可能なi-arm
i-armはi-platformに固定されており、治療途中で牽引方向やフォースシステムの変更が必要になった場合でも、追加埋入や打ち直しをすることなく、i-capを取り外すことでi-armを交換することができます。
口腔内のあらゆる方向に伸ばせるi-arm square wire
i-armはi-platformの結合部を花型にすることで(フラワーアタッチメント)、任意の方向へi-arm square wireを伸ばすことができます。i-arm square wireは45度ずつの回転が可能です。
様々なフォースシステムが可能
i-armにはワイヤータイプ(i-arm square wire)とプレートタイプ(i-arm plate)の2つがあり、症例に合わせて選択できるようになっています。i-arm plateはブラケットをウェルディングすることができますので、チタン系ワイヤーなどを装着すれば複雑なフォースシステムを構築することができます。
i-station専用手動式ドライバー「トルクコントロール」
i-stationの各種ドライバーを保持するためのドライバーで、7種類のトルク値(10/15/20/25/30/32/35N.cm)の設定が可能です。手動式のため、繊細な埋入作業を行うことができます。
※トルクの設定に関しては添付文書に記載のトルクを必ずお守りください
135℃のオートクレーブが可能、メンテナンスも根元にコントラ用オイルを差すだけと簡単です。
アイ・ステーションの臨床 メカニクス、その先へ
開発者の斉宮先生がi-stationの開発に至る経緯やi-stationのコンセプト、構成部材、埋入方法、装置の作製手順から症例まで紹介しているクリニカルブックです。
商品番号は総合カタログの「アイステーション」の章からご覧ください。