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歯科医師のための顎顔面成長発育読本
歯科矯正学とは成長発育を学ぶ学問
日本の歯科矯正学の教科書には、歯科矯正学の定義として、「頭蓋・顔面の成長発育の研究ならびに不正咬合やその他の歯、顎、顔面の異常の予防と治療を取り扱う歯学の一分野である」というような記載がなされているものが多く見られ、成長発育を学ぶ学問であることが最初に宣言されている。
しかしながら歯科矯正学の教科書には、成長発育の単元が割り当てられているものの、臨床に生かすには十分ではなく、新しいデータをもとに述べられているわけでもない。
本書では、矯正歯科治療や咬合誘導に携わる歯科医師の先生方や子どもの診療に関わるすべての歯科医師の先生方が成長発育について知っておくべき知識について、具体的なデータをもとにできるだけ分かりやすく述べている。
I 全身の成長発育
- 成長発育の基本概念
- 身長で見る日本人の成長の特徴
- 身長増加曲線の使い方
- 成長に影響する要因
- 最終身長の予測
- 骨成熟の評価方法
- TW法による骨年齢の求め方
- 骨年齢の自動評価法
- セファロの頸椎を用いた骨成熟の評価
- スポーツと骨成熟の評価
II 顎顔面部の成長発育
- 身長と顎顔面の関連
- 下顎前突症の成熟タイミングと成長の終了時期
- 現代日本人の顎顔面の特徴
- 思春期におけるClassIIIとClassIの成長増加量の比較
- 顎顔面骨の成長予測-1
- 顎顔面骨の成長予測-2
- チャートを使った顎骨成長の評価
- 成長速度・成長方向の予測
- 成長並びに性ホルモンの影響
- 不安定な咬合に影響する要因
- ◎2013年出版
- ◎B5判
- ◎フルカラー
- ◎172ページ
- ◎商品番号:TORIN45