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歯列矯正治療の失敗と再治療臨床現場からのレポート
失敗事例から多くのことを学ぶ
矯正治療に限らず、人間の生体を対象にしている医療には常に不確実性が伴うことから、望んでいた治療目標が達成できない場合があることは認識しなければならない。しかし、すでに先人が経験した失敗を再生産し、同じ轍を踏み続けるほど愚かなことはない。
本書の目的は、第一に臨床現場からの失敗症例の情報に基づいて、共通の失敗原因を特定すること、第二に不適切な矯正治療への警鐘を鳴らし、失敗を未然に防ぐこと、そして第三に確実で安全な矯正治療とは何かを考える礎になることである。
Chapter 1 私の再治療例
Chapter 2 成長期の対応に問題があった再治療例
Chapter 3 診療ガイドラインに基づいた成長期の矯正治療
-再治療をなくすための方策-
Chapter 4 成人期の再治療例
Chapter 5 論理的ステップに基づいた成人期の矯正治療
-失敗を避けるための方策-
Chapter 6 再治療メカニクスとしての
スケルタル・アンカレッジ・システム(SAS)
Chapter 7 矯正治療の医療としての特異性
-矯正治療の本質を考える-
Chapter 8 まとめと提言
- ◎2011年出版
- ◎A4判
- ◎フルカラー
- ◎220ページ
- ◎商品番号:899184