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機能的矯正治療法入門-臨床的意義と新しい視点-
各執筆者の臨床経験に基づいて精選された経験知
本書は、機能的矯正装置の解説を目的とするのではなく、口腔機能の発達過程でみられる形態的、機能的、姿勢的な症状の改善を目的とした機能的矯正療法を示す事例や口腔機能の発達を長期的に管理する手法の収載を意図したものである。本書は2部構成となっており、第1部では機能的矯正療法の背景として、機能的矯正療法の意義と口腔機能の評価についてまとめた。第2部では咬合異常と機能的矯正療法として、臨床でみられるさまざまな咬合異常や扁桃腺、アデノイドの肥大、低位舌について病因や硬軟組織の臨床的評価を含めて概要を整理した。
執筆については、数十年にわたって歯科医療の関連領域で臨床に携わってきた先生方や機能的矯正療法を長年実践してきた小児歯科医、矯正歯科医の先生方にお願いした。本書には各執筆者の臨床経験に基づいて精選された経験知が示されている。
第1部 機能的矯正療法の背景
- 機能的矯正療法の意義と評価
- 口腔の役割とコミュニケーション
- 乳幼児の成長発達
- 成長発育段階と機能的矯正療法
- 口腔機能の評価
第2部 咬合異常と機能的矯正療法
- 上顎前突
- 反対咬合(ClassIII不正咬合)
- 開咬
- 過蓋咬合
- 低位舌
- アデノイド、扁桃腺の肥大による気道障害と不正咬合
- 狭窄歯列弓
- クロスバイト
- ◎2017年出版
- ◎A4判
- ◎フルカラー
- ◎148ページ
- ◎商品番号:TORIN51