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GUMMETALワイヤーによる歯の一括移動-その概念と臨床-長谷川 信

GUMMETAL

“en bloc” movement

歯を思い通りに動かす手法を確立し、同時にそれをオプティマムフォース(歯の移動にとって最も都合のよい力加減)で遂行できれば、一か月に1mmずつすべての歯の移動することで、治療期間を半年程度に短縮することも決して夢ではない。 その実現のために新しいチタン合金「GUMMETAL」を使った矯正用ワイヤーが開発された。本書ではそのすぐれた金属学的特性を歯の移動に活用するための考え方や手法を呈示している。

このGUMMETALワイヤーを使うことにより、昨今増悪しているディスクレパンシーの解消をはじめ、大臼歯の遠心移動、圧下、歯体移動など、従来難しいとされてきた歯の移動は容易になる。

現代矯正を代表する手法として、歯の「三次元コントロール」を売物とするマルチブラケット法があり、それぞれに、複雑な屈曲、抜歯の制約、衛生管理などの問題を内包している。小さなバネ定数とシンプルな構造を可能とするGUMMMETALワイヤーの活用により歯の「真の三次元コントロール」を会得し、理想の咬合構築に邁進していただきたい。

第1章 概論編

  • GUMMETALの特性と応用
  • 咬合の未来(2)ディスクレパンシー
  • いかにスペースを獲得するか:アベイラブルスペースを作る
  • GUMMMETALワイヤーを使った“en bloc”movementの術式

第2章 臨床編

  • 「開咬」を治す
  • 「ClassⅠ叢生」を治す
  • 「下顎側方偏移」を治す
  • 「ClassⅡ叢生」を治す(1)
  • 「ClassⅡ叢生」を治す(2)
  • 「ClassⅡ叢生」を治す(3)ドリコフェイシャルタイプ
  • 「ClassⅡ叢生」を治す(4)ブレーキーフェイシャルタイプ
  • 「ClassⅢ叢生」を治す
  • 部分矯正の可能性
  • ◎2012年出版
  • ◎A4判変形
  • ◎フルカラー
  • ◎244ページ
  • ◎商品番号:TORIN54