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障害者の矯正歯科治療-障害別治療目標の設定と治療対応-
Patient and Family Focused Care
矯正歯科の現場で遭遇するであろう障害には、身体障害として先天奇形をもつ種々の症候群(口唇口蓋裂を含む)、知的には問題ないものの、意思の疎通が困難と思われている脳性麻痺、自閉症、注意欠陥多動性障害、学習障害、醜形恐怖症などの精神障害がある。
一方、世の中は、ノーマライゼーション(通常化)という言葉が意味する、いわゆる障がい者が地域で普通の生活を営むことを当然とする福祉の基本的な考えや、それに基づく運動や施策が基本的な理念として定着しつつある。
本書は、多様な障がい者の矯正治療を手がけてきた著者が、カウンセリングと診断、治療目標の設定と治療方法を障害別にその他硫黄を余すことなく披瀝している。
概論編
- 患者のパーソナリティーに合わせた治療目標
- ダウン症候群患者の場合
- 自閉症患者の場合
- 頭蓋骨縫合早期癒合症患者の場合
- 先天奇形を伴う症候群患者の場合(1)
- 先天奇形を伴う症候群患者の場合(2)
- 筋肉の異常を伴う患者の場合
- 外傷による後天的障害
- 脳性麻痺の場合
- おわりに
症例編
- ダウン症候群
- アペール症候群
- ベックウィズビーデマン症候群
- レックリングハウゼン病
- 精神発達遅滞+粘膜下口蓋裂
- 精神発達遅滞+運動発達遅滞+粘膜下口蓋裂
- 注意欠陥・多動性障害
- ピエールロバン症候群
- プラダーウィリー症候群
- 鎖骨頭蓋異骨症
- ◎2009年出版
- ◎A4判変形
- ◎フルカラー
- ◎206ページ
- ◎商品番号:TORIN37